<テクノロジー>
一般に、ペプチド化合物を製造するに際しては ① 製造コストが高い ② 保護基の着脱が必要なので製造プロセスが煩雑 ③ ペプチドが長くなると溶媒に溶けなくなる ④ カルボキシル基が活性化されるとエピメリ化しやすい ⑤ 大量の廃棄物が発生する(特に固相合成法) などの問題が常につきまといます。いずれも工業化する上で致命傷となりえる重大な問題ですが、これらの問題による悪影響を軽減するために、従来は熟練の技術者による反応条件設定の試行錯誤を積み重ねるしかありませんでした。 私どもは中部大学ペプチド研究センターで開発された全く新しいペプチド合成技術プラットフォームHiSUREシステム™ *の活用により、ペプチド合成上の諸問題を迅速に解決し、高効率的なペプチド製造プロセスの実用化を支援します。
*) Highly Reactive Solution Phase by Unprotected Reaction System
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